浅学非才

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趣味についての駄文をたまに書いてます。。

「救急戦隊ゴーゴーファイブ」を観てました

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昨年の大みそかから観始めてつい先日完走しましたので、例によって感想を…

カッコよかった!

「カッコよさ」については観る前から割と期待していたのですが、その期待通りでした!特に個人的にはどんな時でも「命を救う」ことに真摯な姿勢が特にカッコよく映りましたし、またそれは兄妹の絆以上のゴーゴーファイブの強みでもあると思っています。その姿勢がそれぞれにあるからこその勝利、レスキューと思わされたTVシリーズはもちろん、OVA「新たなる超戦士」でもその姿勢、精神がジークの心を開き、結果的に勝利へと繋がりました。それから99マシンが変形、合体するビクトリーロボやそれを格納し運んでかつ戦うグランドライナーなどの役者揃いなメカやロボットも気に入っています。

ちなみに昨年、観始める半年以上前ではありましたが、(プレ値が付きやすい傾向も見て)スーパーミニプラのビクトリーロボだけ確保していたので、このタイミングで組みました。

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うーん、カッコいい!観てる時に手元に立体物があるっていいですよね。

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この合体シーンも再現できて楽しかったです。

話題が少し逸れましたが、レスキューシーンの緊張感も良かったですね。東映では他にもレスキュー要素のある作品はありますが、ゴーゴーファイブはそれに特化している分見応えは抜群だったと思います。また何よりマスクが透けてスーツを着ていながら着装前の役者さんの顔が見えるシーンが多いのも臨場感が感じられて好きな演出ですね。

 

 ただ家族の要素は、

すごくカッコよかったのはそうなんですけど、この作品のテーマのひとつの兄妹、家族の絆の要素は個人的には少し合わなかったんですよね…

ただそれ抜きにしてもこの要素、「信じあうのが家族です」が代表的なセリフ(というか合言葉)なのですが、これがどうしても薄っぺらく聞こえてしまいましたし、テーマであったはずが弱い要素になってしまったと思ってます。父モンドは災魔から地球を救うゴーゴーファイブの開発者として、長男マトイはそのリーダーとして、さらに両親不在の中の家長として申し分なかったですし、その彼らを中心に次男以下も動くのは当然ではあるのですが、マトイは兄妹に無神経な行動、言動をしがちだったり、またモンドも(55Vの開発のためとは言っても、)何も言わずに5人の兄妹を置いて出て行った過去があったり母親(妻)の誕生日を忘れていたりというところはどうしても気になってしまいました。そして恐らくその合言葉で言わんとしている「信じる」って信頼のことだと思うのですが、その2人を中心とした家族だと信頼と言い切れるのか、過信妄信だったりするのではとも思えてきて、その言葉が代表する兄妹、家族の絆の要素は個人的な好き嫌い抜きでも微妙だった、という評価になりました。

 

良かったところは良かったが…

人気の高さやロボのデザインの良さは前から知っていたので、観るにあたっても期待値は高かったです。そしてカッコよさに関しては期待通り、高い人気の所以だなと思いましたし、PCの横にはミニプラのビクトリーロボを置きながらロボたちの雄姿も堪能できました。ただどうしても個人的に合わないところがあったのとそこ自体ちょっと残念なところだったりというのもそうですし、終盤戦から最終決戦にかけても敵幹部との因縁がもう少し欲しかったかな、とかブラックマックスビクトリーロボの戦闘と生きてたお母さんの話は詰め込みすぎでは、というところもあります。なので良かったところは良かったとした上でトータルだとやはり期待値には及ばなかった…というのが正直な感想でした。まあ私がいらん期待をし過ぎていたと言われればそれまでなのですが…