浅学非才

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趣味についての駄文をたまに書いてます。。

「アイカツプラネット!」発表への雑感

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当初の予定から2ヶ月遅れで発表されたアイカツ新プロジェクト、まさか実写を絡めてくるとは思いませんでしたね…これだけは本当に予想外でした。。


【BBフェス】BANDAI × BN Pictures Festival 『アイカツプラネット!』パート

ターニングポイントとなる一作に期待

さてそんなこんなで賛否両論のある「プラネット!」ですが、私個人がもともと特撮だけのオタクだったというのもあってか実写にも全く抵抗はありませんし、むしろ実写、そしてこれまでとは全く違う設定でどんな新しいアイカツが観られるのかということにワクワクしています。

また「これアイカツか…?」という声もちらほら見かけましたが、シリーズを長期化したければどこかで大きな変革を伴わねばならないというのが私の持論です。そしてそれは「サイボーグ009」や「人造人間キカイダー」という案もありながら、従来の作品とは大きく異なる要素を取り入れて「アギト」の次に「龍騎」、「龍騎」の次に「555」を世に送り出し見事に時代を駆け抜けた平成仮面ライダーが証明していることでもあります。(この辺も古参中心に結構荒れたみたいですね…私はリアルタイムで経験してないのですが←)アイカツシリーズもここでまた新たな成功を収めればより先の作品展開、またシリーズが続くことによって初代やスターズ、フレンズなどのアイドルともまた会える可能性も出てくるのではないでしょうか。そういった意味ではシリーズの命運を握っていると言っても過言では無いので、楽しみな一方でガラッと変わる新要素がしっかりハマるかどうか今からドキドキしてしまいますが…

 

それでも懸念やら不満は当然ある

懸念の方は個人的な話で筐体の一新。また仮面ライダーの話になってしまうのは恐縮ではありますが、私がライダー大好きな小学生だった頃「ガンバライド」という筐体ゲーも大好きで熱心にプレイしていました。ただ学年が変わった辺りで突然プレイしなくなり、約1年後くらいには特撮からも一時的に離れ、そのすぐ2年後くらいにまた特撮に戻るのですが、その頃にはガンバライドは終了していて後続の「ガンバライジング」(現行)が稼働していました。中学生となっていた私はガンバライドの幻影を追ってガンバライジングも数回プレイしましたが、コレジャナイ感を感じてしまい今に至るまで5年以上それから1度もプレイしていません。

前置きが長くなってしまいましたが、こんな感じで筐体、ゲームそのものが変わることの洗礼を受けてかつ弾き出されてしまった人間なので、合わなかったらどうしよう…と今回アイカツのゲームがガラリと変わることに正直ビビっています。昨年末に知人に展示に連れて行っていただいた時に色々教わりながらアイカツ筐体をプレイし始めて以来半年ちょっと、ようやく慣れてきてもっと楽しくなってきたところなのに…という寂しさもあるのかもしれませんが。

不満については今回の発表のやり方です。とても褒められた出来ではありませんでした。いきなり実写を見せてすぐにライブパートに入って…という衝撃的な始まり方でやや混乱もしましたが、その後のトークパートは出演者の個性やら特技についてのトークがほとんどで肝心の作品そのものについては最後に筐体ゲーの紹介があった程度という消化不良っぷり。演者さんを売っていきたいのは別に構いませんが、やはり新情報解禁の場はなるべく本題の方に時間を割いて欲しかったですし、何より多くの視聴者が混乱するであろう、実際したような内容の発表なのに、そちらは置いてけぼりで主演の子の声がデカいとかそんな話をされては作品そのものはもちろん、演者さんの魅力も伝わってきませんでした。(耐えられなくなって途中で広島戦に切り替えた私も悪いが)中の人をどんどん売っていくのはもう少し作品の情報を出してからとか、放送が始まってからでも遅くはなかったはずです。それを先走って微妙な発表になってしまったのは勿体なかったですし、その辺りの展開のしかたなどには少し不安も残りました。

広げよう、アイカツのWA!

期待していると言いながらもネガ寄りになってしまいましたが、最初に書いた通り作品や新たな試み自体には肯定的ですし、また曲についても披露された2曲で楽しみになりました。

そして重要なのはストーリー。作風がガラリと変わっても憧れや夢、そこに向けての努力や試練などといったこれまでのアイカツが描いてきた作品の根幹だけは揺らぐことなく描き続けて欲しいですし、(シリーズ構成や監督はこれまで通り続投とのことなので信じていますが)ここ次第では今回初めて観る幼女先輩と一緒に観る親やキャスト(アイドル)のファンなどからの新たな支持の獲得はもちろん、離れようとするオタクを引き留めることも可能でしょう。そしてより幅広い層からの支持を得ることでコンテンツとしてのレベルアップ、大きな成長に期待したいです。

しかし今はとにかく放送が始まる来年が待ち遠しいばかりであります。ただまだ先は長いので、とりあえずは今後また解禁される情報を楽しみに、それからフレンズ履修とオンパレード再履修を完了させたりしながら過ごしていきたいと思います。

 

余談(アイカツ要素ナシ)

「BBフェス」として「バトスピ」と「カミズモード」の発表も同時に行われた配信でしたが、どことなく小学生の頃にベイブレード目当てで連れて行ってもらった「次世代ホビーショー」に近い匂いがしてものすごく懐かしい感じがしました。私が行った時の記憶…配布されたシンケンレッドのカードで確か稼働前のダイスオーのデモプレイをしたり、これまた配布されたハイパーヨーヨーで家に帰ってからも遊んでいたり…ということも思い出したりしました。ベイブレードはよく覚えていなかったみたいですが…(笑)

それはそうと今回同時に発表された「最響!カミズモード」に実はかなり惹かれました。単純にひな壇芸人たちのプレゼンが上手かったのか、はたまた小3だか小4くらいの記憶が蘇ったことでその辺りの男児向けのコンテンツを求めたからなのかは分かりませんが、意外な収穫でした。こちらも放送開始が楽しみです。